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国際交流って何だろう?
2010/08/19 13:40

7月29日に「国際交流・・」と掲げて、日本から高校生がやってきた。
神奈川県と大分県の高校生が5名ずつ、プラス引率の教師1名ずつ。
どこの機関がどのように募集して、今に至るのかはわからない。
カンボジア以外の国にも派遣されているとのことだから、結構大きな団体が主催しているのだろう。

それをコーディネートしたのが、JICEという(JICAにつながっているらしい)機関。
ちなみに、大使館に「カンボジアの日本語学校を紹介」を問い合わたら、、
この一二三日本語教室の名前があがったらしい。

プノンペンにもたくさん日本語学校はあるし、シェムリアップにもいくつかある。
そんな中でこの教室の名前があがったのは、すごい!!と思う。

JICEのコーディネーターの方が、打ち合わせに来たのは1週間前。

そこで、お願いされたのは、学生一人一人に名札をつけさせてください・・・の一つだけだった
そうだ。それぞれの高校生が「折り紙」「習字」を教えるとのこと。

8:30〜・・・・ということで、(いつもこの時間は授業がない)参加する学生を募り
遅れては失礼なので(普通の授業はみんな遅れてきても平気)8:00には教室にいるように
一二三先生は口を酸っぱくして言っていた。
その成果か、20名ほどの学生が8:00には来ていた。

そこへ、電話があった。
「高校生の出かける準備が早くできたので、予定より早く訪問してもいいか?」

※予め打ち合わせしていて、8:30からと決めているものを、自分たちの用意が早くできたから
 勝手に変えてもいいのだろうか?たまたま8:00と早めに集合をかけていたからいいようなものの
 普通の感覚で、総勢(付き添いやガイドも含め)60名くらいになるイベントの時間をそうそう
 簡単に動かせるものなのか????

まっ、結局8:00少し過ぎに、彼らはやってきた。

着席していたカンボジア学生全員、歓迎の意味を込め起立した。

・・・その状態で、コーディネーターの人が簡単に挨拶した。・・・
そして、そのまま(学生が立ったまま)高校生(先生も含め)の自己紹介が始まった。


私は後ろの方にいたが、みんな立ったままなので、よく見えなかった。

※この場合、立っている学生を一体誰が、「座ったください。」というのか考えていたが、誰
 一人そんなことは言わなかった。
 驚いたことに、教室内にも関わらず、帽子をかぶったままの高校生もいた。

二つの高校の自己紹介が終わった。さて、今度はカンボジア学生の自己紹介だな??と
私は勝手に思っていた。

ところが
 いきなり、「では、折り紙から始めます。」と、始めそうになった。

そこで、一二三先生あわてて・・・
※驚いたことに、それまで一二三先生を紹介する言葉はなかった。
 普通なら、コーディネーターの方が、始めにするべき・・・だと思うが、私の普通が
 おかしいのかな?
先に自己紹介の終わった日本の高校生一人一人の「名前を覚えている人??」と、学生に尋ね
覚えている人のとなりに座らせた。
そのあと、簡単なゲームで場をなごませ、
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カンボジア学生のスピーチ。
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ノンノン
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優勝した高校3年生ヘン・ラチャナーさん。「カンボジア人と日本人とフランス人」
どちらの内容もしっかりしてわりやすい。しかも、考えさせられる。
終わった後で、「何か感想はありますか?」と、日本の高校生に聞いても、答えはナッシング。
※結局、カンボジア側の自己紹介は全くなかった。自分ただけ自己紹介すればそれでいいのか??
 受け入側の自己紹介は必要ない??別に知りたくないの??


そして、神奈川県の高校生の折り紙が始まった。
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始めは、自分たち(というか、説明していた子がほとんど全部作った?)が折った何種類かのものを見せ、
名前を当てたらプレゼントする・・・というものだった。
折り紙は確かに普通のより高そうだし、両面色だったり・・・きれいだった。兜とか学生が喜ぶものだった。
実際学生達は、もらって喜んでいた・・・・・

その後、変形の鶴を折らせる・・・という流れだった。
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変形鶴を折るカンボジア人学生

説明したのは終始一人・・・残りの子は、グループの中に入って教える・・・・はずが、折り方のわからない
子もいた。・・・説明もおもしろおかしくはあったが、間違いや言いなおしがやたら多い。悪びれない・・・・
つまり、ここでどう教えるか・・だれがどういった役割をするのか・・・まったく打ち合わせしていない
のだ。少しは準備期間があったはずなのに・・・・引率の教師がそれをサポートする気配すら全くない。

なんだか聞いていて少し不愉快だった。

折り紙が終わり、次は大分県の高校生。
ところが、これも全く同じ。書道の得意な女の子が一人で全部説明する。書いて見せる。
他の4人は誰一人書きあがったものを、持とうともしない。

折り紙の時に感じた違和感とまったく同じだった。

あげくの果てに、グループで「友」という字を書かせたい・・・・と言いながら、
「道具は??」と聞くと、道具の用意は何にもしていない・・・・あわてて、下から何組かの
書道用具を持ってきたが・・・・もし、それがなかったら、どうするつもりだったのだろう???

結局書体の説明、道具の説明・・・「友」と言う字を書いて見せて・・・・あとは、書き方の指導も
何もなく・・・カンボジア学生に書かせただけ・・・・・・
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真剣に書く学生達(別に日本人高校生がいなくても書けたと思う。実際彼らは見ていただけで何もしていない。)

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書きあがった「友」を手に

・・・これで、「時間ですから・・・」と言って終わりだ・・・・・
最後に一言ずつ、日本人高校生は感想を言っていた。
「カンボジアの人は笑顔が多くていいと思った。」
的なことを言っていた・・・・・

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お決まりのメールアドレスの交換などしていたが・・・
さっさと、クーラーのきいたマイクロバスに乗って帰って行った。

カンボジア学生がぼそって一言

「楽しかったけど・・・もっと、自由に話がしたかったです。」

本当にそうだと思う。学生からすると、学んでいる日本語で高校生と会話する・・・・イメージだったの
では・・・と思う。ところが、一方的に折り紙と習字を行い、それで終わり。
自己紹介からしてそうだったが、あまりにも日本側の教えてやろうが鼻につき、カンボジア側から何かを
得ようという姿勢が全くなかった・・・・

双方向性があってこその国際交流だと思うのだか・・・・

彼らの中に、カンボジア人学生がほぼ日本語を理解していることに驚いた人はいないのだろうか???
そして、そのために努力しているのを感じなかったのだろう??















カテゴリ:カンボジア

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